業務用ビデオカメラとデジタル一眼カメラ(一眼レフカメラやミラーレスカメラなど)は何が違うかご存知でしょうか?
弊社ではご提供する映像に応じて使用する機材を使い分けておりますが、”なぜ機材を使い分けているの?”とお客様にご質問頂くこともございますので今回は業務用ビデオカメラとデジタル一眼カメラの違いについて記事を作成致しました。
2つのカメラの違いの中でも今回は”画質”についてお話します。
動画を撮影するためのカメラとして業務用ビデオカメラとデジタル一眼カメラを比べた場合、画質の違いは大きく考えると次の2点に集約されます。
a.センサー ・・・光を感知し、電気信号に変換する装置。
画素数やセンサー能力が同じ場合、センサーサイズが大きいほうが
暗い場面を明るく撮影することが出来る。
b.画素数 ・・・センサーに照射された光を何分割するか表示した数。
画素数が多いほど映像を細かく表示できるが同じセンサーサイズなら
画素数が多いほど映像は暗くなる。
センサーと画素数で業務用ビデオカメラとデジタル一眼カメラを比較すると次のような関係になります。
( センサー ) ( 画素数 )
( 業務用ビデオカメラ ) 小さい 少ない
( デジタル一眼カメラ ) 大きい 多い
特定機種に限定した場合、上記に当てはまらないこともあるのですがおおまかな傾向として画質面では次のようにご説明することが出来ます。
”業務用ビデオカメラよりデジタル一眼カメラの方がきれいで明るい映像を撮影できる”
また、デジタル一眼カメラは業務用ビデオカメラよりセンサーサイズが大きいため、背景がぼけたやわらかい映像を撮影することも可能です。
上記から弊社ではデジタル一眼カメラは業務用ビデオカメラよりエンドロールに適した映像を撮影できるカメラであると考えております。
いかがだったでしょうか?
今回の記事を読まれて映像がきれいならば全てデジタル一眼カメラで撮影した方がいいんじゃないの?と思われた新郎新婦さまもいらっしゃるかと思います。
しかし、業務用ビデオカメラにはデジタル一眼カメラより秀でた機能もございますので、用途や適性、その他の違いについて次回以降記事にしていきたいと考えています。
それでは!!
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